困っていたこと
子どもに九九を練習させたいと思って無料のアプリを探したのですが、これなら安心して渡せる、と思えるものが見つかりませんでした。広告が邪魔だったり、操作が分かりにくかったり。そして何より、どこが苦手なのかが分からないので、どこを集中的に練習すればいいのかが判断できませんでした。
「どの九九がまだ身についていないのか」が本人にも周りにも見えないままだと、苦手なところを避けて、得意なところばかり繰り返すことになります。それなら自分で作ろう、というのが始まりでした。
また、多くの九九アプリは「段 × 数」の向きでしか出題されません。学校のテストでは両方の向きで出るため、アプリだけで練習した子は片方の向きに弱いまま残ってしまいます。
整えたこと
9×9の81マスを星図に見立てた盤面を中心に置き直しました。おぼえた九九から順に星が光り、まだのところは暗いままなので、苦手な場所が一目でわかります。アプリの側も、その子がいま一番練習したほうがよい問題を選んで出すようにしました。設定を触らなくても、開いて1回押せば練習が始まります。
記録はすべてブラウザの中だけに保存され、どこにも送信されません。アカウントも作りません。子どもが使うものなので、預かる情報をそもそも持たない作りにしています。
工夫したところ
- 「正解できる」ではなく「日をあけても2秒で答えられる」を身についた状態と定め、その判定をアプリの中に入れた
- 81マスすべてを別々の問題として扱い、「3×7」と「7×3」の両方の向きを出題
- まちがえた問題はその場で正解を見せ、同じ回の後半にもう一度出す
- おまかせれんしゅう・だんべつれんしゅう・にがて特訓・1分チャレンジの4つのモード
- 1回は10問(約1分)。毎日少しずつ続けられる長さにした
- 教育アプリにありがちな原色や装飾を使わず、静かな星空の見た目にした
- サーバーもデータベースも持たない作りのため、公開したあとの維持費がかからない
- 公開URL:kuku.studio-totonoe.com
同じような仕組みづくりについて
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